沖縄出身の俳優・津波竜斗(つは りゅうと)さんが、映画『木の上の軍隊』(2025年公開)で注目を集めています。
役作りのために体重を17kg落とすという本気の演技が話題になり、じわじわと名前が知られるようになってきました。
実は津波さん、もともとは高校・大学で野球に打ち込んでいたスポーツ少年。
その後、沖縄国際大学を中退し、俳優の道へ進むという大きな決断をしています。
この記事では、津波竜斗さんの学歴・経歴をwiki風にまとめつつ、俳優としての転機や代表作についてもわかりやすく解説していきます。
津波竜斗さんってどんな人?wiki経歴まとめ


- 名前:津波竜斗(つは りゅうと)
- 生年月日:1994年4月19日
- 年齢:31歳(2025年時点)
- 出身地:沖縄県中頭郡読谷村
- 所属:演撃戦隊ジャスプレッソ(沖縄のパフォーマンス集団)
- 趣味・特技:野球、演技、地元活動への参加
22歳のとき津波竜斗さんが飛び込んだのは、地元・読谷村にある演劇集団「演撃戦隊ジャスプレッソ」。
なんともインパクトのある名前ですが、ここが津波さんの俳優としてのスタート地点になりました。

このジャスプレッソは、2018年に立ち上がった5人組のパフォーマンスチームで、舞台だけじゃなくて、映像作品や朗読、さらには沖縄の民話をベースにした演劇まで、いろんなジャンルにチャレンジしてるんです。
津波さんはその初期メンバーのひとりで、発声や演技の基礎を現場でガッツリ学んでいきました。
まさに、実践で鍛えられたタイプ。
QABのテレビ番組に出たときには、「野球一筋だった人生が一気に変わって、お芝居にどっぷりハマっちゃった」と語っていて、その言葉どおり、地元メディアにもどんどん登場するようになっていきます。
じわじわと人気を集めて、沖縄では知られた存在になっていったのも、この時期だったようです。
津波竜斗の学歴まとめ|高校・大学時代は野球少年だった
今では俳優として活躍してる津波竜斗さんだけど、学生時代はずーっと野球に打ち込んでたんです。
高校も大学も、まさに“野球漬け”の日々だったみたい。
でも、そこからなんと俳優の道へ…!?
ここでは、そんな津波さんの中学・高校・大学時代をざっくりまとめてみました!
H3:中学について

津波竜斗さんの中学時代については、そこまで細かい情報は出てないんですが、地元・読谷村にある読谷中学校か古堅中学校のどっちかに通ってた可能性が高いです(読谷村には中学がこの2校しかないんですよね)。
ちなみに、津波さんは読谷中学校の軟式野球部に所属してたそうで、当時のチームは大会でも2回戦まで進んだ実力派だったとか。
そういう背景もあって、「読谷にちょっと有望な子がいるらしいよ〜」って、地元ではじわじわと注目されてたっぽいです。
そのまま野球の名門・沖縄尚学高校に進んだって聞くと、やっぱり“ガチで上手かった”んだなって思いますよね。
H3:沖縄尚学高校時代|強豪野球部での経験

高校は、沖縄県内でも超有名な進学校&野球の名門校、沖縄尚学高校に進学。
甲子園でも何度も名前を聞くような強豪校で、野球少年だった津波さんにとってはまさに憧れの環境だったんじゃないでしょうか。

もちろん津波さんも野球部に入って、毎日ガッツリ練習づけの日々。
厳しい練習をこなすなかで、体力もメンタルもかなり鍛えられたそうです。
「甲子園を目指してた」とご本人も話していますが、実際に出場したかどうかまでははっきりしていません。ただ、名門校で3年間本気で野球に打ち込んでたってだけでも、相当な覚悟と努力があったことは間違いないですよね。
こういう“本気で打ち込んだ経験”って、俳優になってからの役作りとか、現場での集中力なんかにもつながってそうです。
H3:沖縄国際大学へ進学|進路に迷う中での挑戦

高校を卒業した津波竜斗さんは、沖縄国際大学に進学します。大学でも野球を続けてたそうで、まだまだ“野球一本”の道を歩んでたんですが……
ある時ふと、「自分、このままでいいのかな?」って迷いが出てきたんだとか。
そんな中で心をグッと動かされたのが、“演じること”だったそうです。
それまで野球ばっかりやってきた人生から、一気にまったく違う世界へ――
悩んで悩んで、最終的には大学を中退して俳優の道に進むっていう、かなり思い切った決断を下すことになります。
このとき津波さん、まだ22歳。
普通なら就活とか周りの目とか気にしちゃいそうな年齢なのに、自分の直感を信じて飛び込んだっていうのが、もうカッコいいですよね。
話題の出演作品まとめ|全国公開映画にも進出
地元の舞台とかイベントでコツコツ経験を積んできた津波竜斗さんですが、気づけば全国公開の映画にも出ちゃうくらいの俳優さんになってきてるんです。
まず話題になったのが、『ミラクルシティコザ』(2022)。


この作品、主演はあの桐谷健太さん。
舞台は1970年代の沖縄・コザで、音楽と青春がテーマのちょっとエモい映画です。
で、津波竜斗さんはその桐谷さん演じる“ハル”の孫・翔太役として出演!
これが津波さんにとって初の全国公開映画デビューだったんですけど、めちゃ自然な演技で、「この子、誰!?」って話題になってたんですよね。
まだあんまり名前が知られてない時期だったのに、存在感はバッチリ。
沖縄出身だからこそのリアルさもあって、映画の世界観にすごく合ってました。
次に、『STEP OUT にーにーのニライカナイ』(2025年公開)。

これ、仲間由紀恵さんが主演で、監督はあの堤幸彦さん。そこに津波さんも出演してて、“謝花”っていう大事な役をもらってるんですよ。めっちゃスゴい。
さらにすごいのが、『木の上の軍隊』(2025年公開)

この作品は、沖縄戦を題材にした実話ベースの重たい内容なんですが、津波さんはなんと、体重を17キロも減量して撮影に挑んだそうです。
もうこれ、本気すぎて普通にビビりますよね。
役柄としては、戦争中に洞窟に隠れ続けた兵士のひとりを演じてるんだけど、ただ痩せただけじゃなくて、当時の心情や空気感を全身で表現してるって感じ。
撮影中は「頭がまわらないくらい考え込んでた」とも話してて、まさに体も心も全部つかって向き合ってたんだな…っていうのが伝わってきます。
正直、全国的にはまだ「名前を聞いたことある」って人は少ないかもしれないけど、こうやって見ると、地元からじわじわステップアップしてきて、今では全国公開の作品でちゃんと“役者としての重み”を見せてるんですよね。
このままいけば、もっと大きな作品やメジャーな役どころに抜擢されるのも時間の問題なんじゃ?って思わせてくれる俳優さんです。
一言で言うと、「地味にすごい。でも、その“地味さ”が逆に信頼できる」って感じです。



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