小泉進次郎さんは、これまでたびたびネット上で「低学歴」や「頭が悪すぎる」といった批判の声があがり、話題になることがあります。
実際にネットではこのような声が👇
小泉進次郎。もう頭悪いの隠せなくなってきます。
— 🤗1972年製 (@X2jo42PxwuwmuGC) August 3, 2025
政治家やめたら楽になれますよ
無理しないで!テレビのコメンテーターが良いかと!
高市早苗氏と小泉進次郎氏、どちらが自民党総裁にふさわしいか。
— 弓月恵太@財源はある (@ssomurice_local) September 19, 2025
別に政策を見る必要も、議論を聞く必要もない。
頭の悪い人は政治家には向かない。
その一言で十分だ。
石破辞めたら、戦争大好き高市早苗か?
— しがなくないワタシ。 (@siganaiwatasi) July 20, 2025
中国大好き林なのか?
頭が悪い小泉進次郎なのか?#石破辞めるな
頭が悪いと言われる理由――ネットではいろんな声が飛び交っていますが、やっぱり一番目立つのは“珍発言”の数々。
真剣な表情で話してるのに中身がよく分からない。
なぜか笑えてしまう。
そんな発言が切り取られて、SNSでネタとして広まり続けているんです。
そこで今回は、実際の動画で確認できる小泉進次郎の珍発言を11個ピックアップ。
さらに「これって結局何を言いたかったの?」という個人的な視点も交えて解説していきます!
小泉進次郎は低学歴ではない!
まずは低学歴と言われていますが、実際のところはどうなのか見ていきましょう。
関東学院六浦小学校(偏差値49)
関東学院六浦中学校(偏差値44)
関東学院六浦高等学校(偏差値56)
関東学院大学 経済学部経営学科(偏差値40)
アメリカ・コロンビア大学大学院政治学部で修士号を取得
※偏差値の情報元は偏差値ランキングサイト(たとえばみんなの高校情報、学校情報ポータルなど)に基づいたもので、出典や評価基準も明記されていて、それなりに信頼性のあるデータです。
小学校から大学まで、関東学院グループの一貫校に通い、そのままエスカレーター式で大学まで進学しています。
内部進学というと「勉強しなくても上に上がれる」というイメージもありますが、実際には進級や進学にあたって、一定の成績や基準が求められます。
完全な無試験というわけではありません。
ただし、関東学院大学経済学部経営学科の偏差値は2025年時点で約40.0。
大学全体でも偏差値はおおむね35〜55の範囲にあり、いわゆる“高学歴”とは言いにくいポジションです。
中堅私大の中〜上位層といったところでしょう。
ところがその後、アメリカの名門校へ
ここまで見ると「やっぱり大したことない」と思われがちですが、進次郎氏はその後、アメリカ・コロンビア大学大学院政治学部で修士号を取得しています。

コロンビア大学は、アメリカのアイビーリーグに所属する超名門校。
その大学院の中でも政治学部は特に競争が激しく、合格率は年によって変動しますが、おおむね3〜6%程度。
およそ100人中4人ほどしか合格できないという狭き門です。
つまり、国内の学歴だけを見ると控えめに見えるかもしれませんが、海外では一流の教育機関で専門性を深めたというキャリアを持っているんですね。
なのに「頭が悪い」と言われるのはなぜ?
ここまで聞くと、「じゃあなんでバカにされるの?」と思う人もいるはず。
冒頭でも触れましたが、その原因はおそらく――数々の“珍発言”にあります。
学歴やキャリアは立派でも、発言ひとつでイメージはガラッと変わるもの。
とくに進次郎氏の場合、意味不明なコメントや的外れな受け答えが繰り返し話題になり、「進次郎=頭が悪い」というイメージが定着してしまった感があります。
次からは、そんな彼の“伝説の迷言”をピックアップ。
小泉進次郎の「頭が悪すぎる」と言われる珍発言11選を紹介していきます。
小泉進次郎の頭が悪すぎると言われる珍発言11選!
さあ、ここからは進次郎ワールドへ突入。
実際の動画で確認できる“珍発言”を11個ピックアップしました。
名言っぽいのに中身がスカスカなものから、真顔では聞いていられないものまで──
どうぞツッコミを入れながらお楽しみください。
1:今のままではいけない…

今のままではいけないと思います。
だからこそ日本は今のままではいけないと思っている。
この発言、小泉進次郎氏の「進次郎構文」(つまり同じことを繰り返すような言い回し)の代表例として、ネットでず〜っと愛されているネタ。
舞台は2019年、アメリカ・ニューヨーク。
国連の「気候行動サミット」に出席していた進次郎さんが、現地での記者会見で放ったひと言です。
環境問題の“ヤバさ”を伝えたかったのはわかるけど、言葉がぐるぐる回ってるだけで、結局なにが言いたいのか見えてこない。
本気で何か変えたいなら、「どう変えるのか」「何を目指すのか」ってところまで聞きたかったですよね。
問題意識があるのは伝わった。「で?どうするの?」ってツッコミたくなるのが、この発言が“進次郎構文の元祖”と呼ばれるゆえんです。
2:自分の言葉に体温と体重を乗せる



私は、話す言葉に体温と体重を乗せることを常に心がけている
これは2016年11月、グロービス経営大学院(東京校)での講演で小泉進次郎氏が語ったセリフ。
「私は、話す言葉に体温と体重を乗せることを常に心がけている」
……うん?どういうこと?
個人的な解釈ですが、おそらく進次郎氏が言いたかったのは
「言葉に熱意(体温)と責任感・重み(体重)を込めたい」
ちゃんと聞けば、メッセージはそこまでおかしくない。
本人も「実際に言葉は体温も体重も測れないけど、受け手が感じるものがある」と補足しています。
でも…やっぱり伝わりづらい!笑
進次郎さんの話し方は、「印象に残る言葉」を狙ってるのかもしれませんが、言葉のセンスが独特すぎて逆効果になってることが多いような気がしますね。
伝えたい気持ちはあるのに、比喩のクセが強くて伝わらない。
これが「進次郎構文」として長年ネタにされる理由となっているようです。
3:問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組む



気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ。
これは2019年9月22日、国連の「気候行動サミット」後にニューヨークで開かれた記者会見で、当時環境大臣だった小泉進次郎氏が語った発言です。
そのワードチョイスが世界中に波紋を広げ、国際的に“有名”な発言となりました。
国際メディアの反応は賛否両論
この「セクシー発言」は、日本国内だけでなく海外でも話題に。
国際メディアの中には、「気候変動を“セクシー”と呼ぶのは軽薄だ」と懐疑的なトーンで報じるものもありました。
一方で、これは単なる“奇抜なワードチョイス”ではなく、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)前事務局長のクリスティアナ・フィゲレス氏が提唱した、「グリーンはセクシー(Green is Sexy)」という概念から着想を得たと見られています。
意図は「堅苦しさ」からの脱却
進次郎さんは、堅い言葉で語られがちな気候変動の議論をもっとポジティブに、若者や一般市民にも伝わる“入り口”を作りたかったと後に説明しています。
つまり、「セクシー」は“性的”な意味ではなく、英語圏スラングとしての「魅力的」「注目を集める」という意味合いだったわけです。
4:プラスチックの原料って石油…



プラスチックの原料って石油なんですよ。意外にこれ知られてないんです
これは、2021年3月18日放送のラジオ番組「JAM THE WORLD」での発言。
いやいや、それわりとみんな知ってるやつじゃない?
「そんなの常識でしょ!」と感じた人も多かったようで、ネットでは案の定ツッコミが殺到。



知らないのはお前だけだよ



環境大臣がどのレベルの話してんの?



それくらいの知識で、偉そうによく言えたな。
たしかに、中には知らない人もいるのかもしれませんよね。
でもそれを“意外な話”としてドヤ顔で語ってしまったことで、「いや、逆にお前の無知がバレてるぞ」状態に。
知識の意外性をアピールしたかったのかもしれませんが、結果的には“ズレっぷり”のほうが話題になってしまいました。
5:毎日でも食べたいということは…



毎日でも食べたいということは毎日でも食べているというわけではない
2021年|温室効果ガス削減についてのインタビューにて
記者は、環境省のトップとして「温室効果ガスの削減」についての見解を求めました。
牛肉は畜産業を通じてメタンガスを排出し、温暖化への影響があるとされているからです。
ところが返ってきた答えがこちら👇



「毎日でも食べたいということは、毎日でも食べているというわけではない。好きなもの、食べたい時ありません?」
記者も思わず7秒間沈黙し、静かにこう言いました👇



そういうことを聞いているのではありません。笑
これはあくまで個人的な見解ですが、記者の質問の中に「先ほど“毎日食べたい”とおっしゃっていましたが〜」という言葉尻があったため、そこをまず正したかったのかもしれません。
でも、だからといって「それ、毎日食べてるって意味じゃないんです」だけを返しても、質問の本質にはまったく答えていない。
政策の話をする場面で、いきなり“好きなもの食べたいときありますよね?”はさすがにズレすぎかなと感じました。
結果的に「やっぱりこの人、話が噛み合わない」と感じた視聴者も多かったのではないでしょうか。
6:リモートワークができるおかげで…



リモートワークができてるおかげで、
公務もリモートでできるものができたというのは、
リモートワークのおかげですから、
それも非常に良かったことだと思ってます。
2021年5月20日|虫垂炎からの公務復帰 記者会見
虫垂炎での入院を経て、公務に復帰した小泉進次郎さん。
復帰会見で飛び出したのが、こちらの名言👇
リモートワークができてるおかげで、
公務もリモートでできるものができたというのは、
リモートワークのおかげですから、
それも非常に良かったことだと思ってます。
この発言、重複した言い回しとくどい構文が特徴的で、まさに“小泉進次郎構文”の代表例と愛されています。
おそらく彼が言いたかったのは、
「リモートワークが普及したことで、公務もリモートで対応できるようになった。それは良いことだった」
だと思います。言いたいことはわかるんですがね〜笑
学歴は前述の通り決して“低学歴”というわけではありません。
ですが、こういったまわりくどくて中身のない言い回しが、“頭が悪そう”という印象を与えてしまう原因になっているのは否めません。
7:育児休業という「休む」という言葉…



育児休業という「休む」という言葉が入っていますが全然休みなんかじゃない
2020年|選挙活動中の発言より
小泉進次郎さんは、2020年1月に第一子が誕生したことを受けて、現職の閣僚として初めて育児休暇を取得。
1月から3か月の間に合計2週間の育休を取ったことは、当時としては非常に画期的で、勇気ある行動として多くのメディアに取り上げられました。
しかしその後、選挙活動中のある発言がネットで大きな話題に👇
「育児休業という『休む』という言葉が入っていますが、全然休みなんかじゃない」
この発言で、「それな」「育児ナメちゃダメ」って共感の声も結構ありました。
でも一方で、「ん?なんかモヤるな…」っていう意見も多くて。
なぜか?理由はこんな感じ👇
実は“完全な育休”ではなかった。
進次郎さんは大臣を続けながらの育休だったので、完全に仕事を休んでいたわけじゃない。
だからネットでは、「ただの在宅勤務じゃん」「結局パフォーマンスだったんじゃ?」という声も。
議員と一般人じゃ、立場が違いすぎる
議員は育休中も給料がちゃんと出る。
でも普通の人は、収入が減ったり、そもそも育休が取りづらかったりする。
「育休が休みじゃないのは分かるけど、それ以前にこっちは休めないんだよ」というリアルな声が多かったです。
結局なにが問題だったの?
言ってること自体は一理あるし、育児の大変さを伝えたい意図もわかります。
でも、立場の違いへの無自覚さ、言葉の浅さ、そして現実への想像力のなさが重なって、結果的に「響かない」発言になってしまったように感じます。
共感されるどころか、「またズレたこと言ってるな」という印象を強めてしまったようです。
8:おぼろげに浮かんでき46…



くっきりした姿が見えているわけではないけど、おぼろげに浮かんできたんです。
46という数字が。
2021年|温室効果ガス削減目標に関するインタビュー
2020年10月、菅義偉首相(当時)が「2050年までに温室効果ガスを実質ゼロにする」と宣言。
その流れで掲げられたのが、2030年度までに2013年度比で46%削減という日本の新しい大目標でした。
で、この数字にまつわる当時環境大臣・小泉進次郎さんの一言がこちら👇
「くっきりした姿が見えているわけではないけど、おぼろげに浮かんできたんです。46という数字が。」
──いや、そんな決め方でいいの!?とツッコミたくなりますよね 笑
でも実際のところは…
小泉さんは環境大臣として温暖化対策の旗振り役をしていましたが、46%という数字をひとりで決めたわけじゃありません。
最終判断は菅首相を含む政府全体の合意。
小泉さんが言いたかったのはおそらく、「細かい計画は固まっていない、でも目標としては46%は見えてきた」ってニュアンスではないでしょうか?
ただ「おぼろげ」という表現があまりにも軽く聞こえたせいで、



国の政策を勘で決めるな



神のお告げかな?
とツッコミの嵐に。
その後どうなった?
最新データ(2023年度)では👇


温室効果ガスは2013年度比で約27.1%削減で過去最低を更新。
まだ46%目標の6割弱だけど、少しずつ着実にゴールへ寄ってきてる感じになってますね。
9:反省の色が見えないことを反省してる
2020年当時、小泉進次郎環境大臣は、新型コロナウイルスの政府対策本部会合を欠席して地元の新年会を優先。
そのことについて閣議後の会見でこう述べました👇



反省しているんです。
ただこれは私の問題だと思うが、反省をしていると言いながら、反省をしている色が見えない、というご指摘は、私自身の問題だと反省している
反省の無限ループ始まってます。
おそらく言いたかったのは👇
「反省はしている。でも、それが人に伝わっていないことも含めて反省している」ということ。
……なんだけど、「反省」を連呼しすぎた結果、言葉がぐるぐる回って意味不明に。
そして当然ネットでは👇



進次郎構文きた!



無限反省ループ
とネタ扱い。
誠意を示すつもりが、逆に“お笑い迷言”として記録されてしまいました。
10:政治に無関心であることは…
2023年、街頭演説で出た珍発言👇



政治に無関心であるということは、無関心のままでいられると思います
実際に伝えたかったのはこれ👇
「政治には無関心でいられても、無関係ではいられない」
つまり、「政治に関心を持たなくても、税金や制度などで結局は影響を受けるんだから、若者も政治に目を向けてほしい」という趣旨でした。
この発言に関しては、ただの言い間違いを切り抜かれただけ。
でも“同じことを繰り返す=AはAだ”という進次郎さんの話し方のクセと相性が良すぎて、またもや「迷言」として定着してしまいました。
11:30年後の自分は何歳かなと…
2019年|福島第一原発事故に伴う除染土壌処分についてのインタビューにて
福島第一原発事故に伴う除染土壌などの最終処分場の検討が進んでいない問題について質問された当時の環境大臣・小泉進次郎さん。
返ってきた答えは、こんな言葉でした👇



30年後の自分は何歳かなと…
あの発災直後から考えてました。
だからこそ、私は健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかというそこの節目を私は見届けることができる可能性のある政治家だと思います。
この発言の問題点は?
本来の質問は「除染土の最終処分場をどう進めるのか?」
しかし、小泉さんの回答は「自分は30年後も政治家で、その約束を見届けられる」
──完全に論点がズレていますね。
この発言、本人としては「長期的に責任を持つ姿勢」を示したつもりなのかもしれません。
けれど、求められていたのは実務的な答え。
その場にふさわしい回答を外してしまったことで、



また話をはぐらかした。



中身がないのにカッコつけてる。
と失笑や批判を招いてしまいました。
小泉進次郎の繰り返し構文が地頭が良くない印象を与えている。
これまで小泉進次郎さんの“珍発言”を振り返ってきましたが、やはり目立つのは、同じことを繰り返すだけの構文や、一見かっこよさそうに聞こえるけれど実際には中身が伴っていないフレーズです。
本人としては力強くメッセージを届けているつもりなのかもしれませんが、聞き手からすると「結局何が言いたいの?」とモヤモヤしてしまう場面が多かったのも事実です。
学歴的には決して「低学歴」というわけではありません。
しっかりと大学を卒業し、海外経験もあり、肩書きや経歴だけを見れば十分立派な政治家と言えるでしょう。
しかし、実際の発言内容やスピーチの仕方があまりに独特で、繰り返し構文や抽象的な言葉遊びが目立つために、ネット上では「進次郎=頭が悪そう」というイメージがどうしても広がってしまっているように感じます。
小泉進次郎の若い力に期待の声も!
とはいえ、進次郎さんには「若い世代の代表」「発信力がある」といったポジティブな声もちゃんとあります。
国会議員の中ではまだ若手で、同世代から「政治に興味を持つきっかけになった」という声もちらほら。
たしかに型破りな発言は炎上しやすいけど、逆に言えばそれだけ注目されてる証拠。
ニュースでもSNSでも、とにかく毎回バズるのは“期待と注目”があるからこそですよね。
この先、日本の政治に新しい風を吹き込むのか、それとも“迷言メーカー”としてネタ枠で定着するのか──。
どっちに転んでも話題性抜群。
まだまだ目が離せない存在なのは間違いないですね。






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