【大阪万博】隈研吾の建築物がボロボロでカビだらけ?失敗作と言われる作品5選!

大阪万博が開催され世界中の注目が集まる中、建築家の隈研吾さんが手がけた建築物が“ボロボロ”で“カビだらけ”と話題になっています。

そこでこの記事では隈研吾さんの実際に問題となっている過去の建築物を紹介します。

目次

【大阪万博】隈研吾の建築物がボロボロでカビだらけ?失敗作と言われる作品5選!

  • 隈研吾(くま けんご)
  • 生年月日:1954年8月8日
  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 血液型:A型
  • 日本を代表する建築家

自然素材を多用する独特の設計スタイルが魅力とされる世界的に有名な建築家の隈研吾さん。

大阪万博でもいくつかの建造物を手がけ、その独自のデザインが大きな注目を集めている一方で、「ボロボロでカビだらけ?といった声も上がりはじめているようです。

このようにカビに関する不安の声が寄せられていました。

実際に彼が過去に手がけた作品でもカビの発生が問題となった事例は少なくなく、開催前にもかかわらずカビが発生したことが話題になり早速SNS上では不安の声が出ているようです。

この記事では隈研吾さんの建築物でカビ問題により”失敗作”と言われている作品を紹介します。

隈研吾の失敗作と言われる作品5選!

ここからは隈研吾さんの建築物でカビ問題が発生し”失敗作”と言われている作品を5選で紹介します。

隈研吾の失敗作と言われる作品1:那珂川町馬頭広重美術館(栃木県)

隈研吾氏が設計した栃木県の「那珂川町馬頭広重美術館」は、2000年の開館以来、その独特なデザインと自然素材の活用で高い評価を受けてきました。​しかし、開館から20年以上が経過した現在、建物の老朽化が進み、改修費用として約3億円が見込まれており、地元住民の間で賛否が分かれています。​

この建築物で問題になったのが木材を多用した外装が、開館から24年を経て青カビの発生や腐食が進行大規模な改修工事が必要となっていることです。

こちらが腐食した屋根の画像です。

隈研吾さんは老朽化の要因として、建設当時の「保護塗料の性能の低さ」を挙げていますが、建築エコノミストの森山高至さんからは、不適切な材料を不適切な場所に使用していると指摘されています。

このようにカビにより老朽化が進んでいることで、よくない印象もありますが、この作品は著名な建築賞を多く受賞しています。

  • 第9回 公共建築賞 特別賞
  • 第42回 BCS賞
  • 2003年 日本建築学会作品選奨
  • 2004年 エコビルド賞
  • 第14回 村野藤吾賞
  • 第12回 マロニエ建築賞(建築文化・街並み景観・人にやさしい建築部門)​

これらの受賞歴から隈研吾さんが設計したこの美術館は建築界で高く評価されていることがわかります。

隈研吾の失敗作と言われる作品2:高尾山口駅(東京都八王子市)

隈研吾さんが設計を手がけた東京都八王子市の「高尾山口駅」は、2015年にリニューアルオープンし、地元産の杉材を使用した大屋根が特徴的な駅舎として注目を集めました。

しかし、リニューアルから約9年が経過した現在、駅舎の外壁や柱部分にカビの発生が目立つようになり、木材の劣化が進行していると不安の声が寄せられています。

こちらの画像が腐食した外壁や柱部分の画像です。

高尾山口駅の設計では、自然との一体感を重視し、木材を多く使うことで温かみのある空間を作り出しています。

しかし、屋外にさらされる木材は、湿気や気候の影響を受けやすく、適切な防腐処理や定期的なメンテナンスが不可欠です。

​この建築物のカビ問題は、これらの対策が十分でなかった可能性があると言われています。

引用元:カビバスターズ本部

SNS上でもこのような声が上がっていました。

このように言われていますが、この作品についても「2016年度 グッドデザイン賞」「八王子市屋外広告物賞 奨励賞​」「鉄道建築協会賞 入選​」など多くの賞を受賞し、高い評価を受けていることがわかります。

隈研吾の失敗作と言われる作品3:碧海信用金庫御園支店(名古屋市中区栄)

隈研吾さんが設計を手がけた「碧海信用金庫御園支店」(愛知県名古屋市中区栄)は、2017年に竣工した金融機関の建築物です。​

都市の中に自然の温もりを感じるデザインが特徴です。

しかし、この建築物に対しては、デザイン性を重視するあまり、実用性やメンテナンス性に課題があると言われています。

SNS上でも木材部分にカビが発生し、腐食が進行しているとの投稿が寄せられていました。

名古屋を代表する隈研吾物件である碧海信用金庫御園支店。最近、隈研吾物件のカビが話題なので試しに近くで見てみたら、めちゃくちゃカビ生えてたw

名古屋市伏見にある碧海信用金庫御園支店ですが木材カビだらけで腐ってます。

隈研吾監修による碧海信用金庫御園支店見てきたけど、カビ等により木材は朽ちて来ている。

と、このようにこの作品についてもカビによる腐食により悪い印象もあるようですが、隈研吾さんらしい「和の要素」を取り入れた現代的デザインで、伝統と現代性のバランスが称賛され高い評価を受けています。

隈研吾の失敗作と言われる作品4:富岡市役所(群馬県)

隈研吾さんが設計を手がけた群馬県富岡市の市庁舎は、2018年に竣工され、自然素材を活かしたデザインが特徴的な建築物として注目を集めました。​しかし、竣工からわずか数年で外装の木材部分に劣化が見られ、修繕が必要となっています。​

この建築物は総工費40億円をかけた市庁舎で、完成から6年で入り口のひさし部分にカビが発生し、変色が進んでいます。

富岡市は設計事務所と施工業者と協議を行い、修繕工事を実施する方針を決定し、修繕費用については、隈研吾さんが主宰する設計事務所と施工業者が負担する方向で調整が進められています。

引用元:朝日新聞

隈研吾の失敗作と言われる作品5:新国立競技場(東京)

隈研吾さんが設計を手がけた東京の「新国立競技場」は、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとして注目を集めました。

​しかし、竣工から数年が経過した現在、外装に使用されている木材の劣化とカビの発生により腐食し問題となっています。

これに建築エコノミストの森山高至さんはこのように話しています。

「本来、外で使用すべきではないスギを外に使用しているので、カビが生えたり割れたりと、見栄えが悪くなるデザインになっている」

引用元:ビジネスジャーナル

また多くの木材を使用していることから年間の維持費は24億円で、毎年10億円の赤字が見込まれています。

この建築物は「東京オリンピックの負の遺産」と言われることもあり、デザイン性と経済性のバランスについて疑問の声が多く寄せらていました。

しかし一方で、そのデザインは高く評価され数々の建築賞を受賞しています。

  • 日本建設業連合会が主催する優れた建築作品とその施工に対して贈られる「BCS賞」
  • プレストレストコンクリート工学会賞 作品賞(建築部門)
  • 日本コンクリート工学会賞 作品賞
  • JSCA賞 業績賞(第33回)
  • 日本鋼構造協会 業績賞​

これらの賞からこの建築物のデザインは高く評価されていることがわかりますね!

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