日枝久の退職金は5億円?かつてのフジ幹部はどうだったのか調査!

フジテレビ元会長、日枝久さんの退職金が5億円前後では?と報じられ、「高すぎ?」「いや妥当でしょ」とSNSでも議論が白熱しています。

そこで今回は、かつて“フジ帝国”を築いた初代議長・鹿内信隆さんの退職金とも比較しながら、歴代幹部と比べて日枝さんはいくらもらうのが妥当なのか?を検証します。

時代背景や世間の空気も踏まえて、今あらためてこの話題に注目が集まる理由とは――?

目次

退職金はいくら?予想される金額は…

やっぱり気になるのは、「日枝久さんの退職金って、いくらもらうの?」ってところですよね。

残念ながら、正式な金額は公表されていません。

でも、これまでの役員報酬や会社の規模なんかを考えると、2億〜5億円くらいの間じゃないか、っていうのが大方の予想です。

で、その根拠になってるのが、過去のテレビ業界トップたちの退職金額。
たとえば…

  • TBSの元会長・井上弘さん(2011年退任):約2.8億円
  • 日テレの元会長・氏家斉一郎さん(2001年退任):約3.5億円
  • テレビ東京の元会長・島田昌幸さん(2013年退任):約1.2億円

……といった数字が、当時のメディア報道や関係者談で出てきています。

ただし!
ここはちょっと注意が必要で、これらの金額って公式な資料(有価証券報告書とか)にしっかり載ってるわけではないんです。
あくまで、一部メディアや業界関係者が伝えていた情報という位置づけ。

それでも、会社の規模やポジションの重さを考えれば、参考にはなりますよね。
日枝さんはなんといってもフジテレビの“初代会長”であり、会長職にあった期間もおよそ30年。

TBSや日テレの元会長よりも、在任期間も影響力もはるかに大きかったとも言われています。

退職金はどうやって決められる?

役員の退職金って、なんとなく「すごく高そう」とか「どうやって決まってるのか謎」ってイメージありますよね。
実際のところ、一般社員のように“勤続年数×基本給”で機械的に決まるわけではなく、かなり“特別扱い”の制度になっています。

じゃあ、そんな役員の退職金って、どういうふうに決まってるの?
ざっくり説明すると、流れはこんな感じです👇

① 株主総会のOKが必要

役員の退職金って、株主総会での承認が必ず必要なんですが、実際には細かい金額まで株主が決めるわけではなく、「この金額まではOKですよ」といった上限だけを設定して、あとは会社側に任せるのが一般的なんです。

ただし今回の日枝さんのケースでは、その「上限額すら公表されていない」という点が話題になっています。

通常なら招集通知や有価証券報告書に書かれることもありますが、現時点ではその記載も確認されておらず、詳細は非公開のまま。

そのため、「実際にいくらもらってるのか」が見えにくく、社内でこっそり決められているんじゃないかと疑問の声が上がっているんですよね。

だからこそ、日枝さんの退職金について「本当はいくら?」と多くの人が注目しているんだと思います。

② 社内ルール+功労加算で決まる

役員の退職金には、「在任年数 × 月額報酬 × 支給率」っていう計算式が一応あります。
でも、最初にお伝えした通り、この式どおりに機械的に金額が決まることって、正直ほとんどないんです。

とくに会長クラスになると、もう“別枠扱い”みたいなもので、実際には「この人にどれくらい払うか」を、会社がどう評価するかで決めてるっていうのが実情です。

たとえば日枝さんの場合、長年フジテレビのトップとして番組や経営を引っ張ってきた“超・功労者”。
そうなると、「ありがとう」の気持ちも込めて、通常の計算に“上乗せ”されるのがほぼ確実です。

たとえば、年収が2億円(月にすると約1,600万円)、在任が20年、支給率が1.5だった場合、
1,600万円 × 20年 × 1.5=約4億8,000万円。
こういう金額が目安として出てきますが、これはあくまで“参考程度”で、実際にはもっと出る可能性もあるんです。

③ 最後は“空気”で決まることもあるんです(←今回はここが注目ポイント)

役員の退職金って、制度や評価だけじゃなくて、最後は“社内の空気”や“会社としての政治的判断”がすごく大きく影響するんです。

たとえば、「ここまで会社を支えてくれたから、ちゃんと報いたいよね」とか、「世間体的にも、それなりに渡しておいたほうが…」みたいな、“気持ち”とか“雰囲気”の判断が入り込んできます。

特に日枝さんみたいに、フジテレビの顔として何十年も君臨してきた人物には、通常のルールを超えた“特別枠”が使われることもあるんですが…

今回は、まさにこの「空気感」がちょっと複雑なんですよね。

・栄光の功績をたたえる“プラスの空気”なのか
・それとも、旧体質や社内のしがらみを象徴する“マイナスの空気”なのか

ここが微妙なところで、支給額にも影響するんじゃないか?と注目されているわけです。

つまり、日枝さんの退職金がいくらになるかは、「株主の承認」や「社内の評価」だけじゃなくて、“今のフジテレビの空気”がどうか、ってところもかなり大きいということなんです。

フジサンケイグループ初代議長の鹿内信隆の退職金と比較

フジテレビの元会長・日枝久さんに支払われると言われている退職金「5億円前後」。

この金額を聞いて、「いやいや、さすがに払いすぎでしょ」と驚く人もいれば、「長年トップだったんだから、それくらいあって当然」という声もあって、意見はわかれています。

でも実際のところ、この“5億円”ってどんな位置づけなんでしょうか?
多いのか、少ないのかを判断するには、過去のケースと比べてみるのが一番わかりやすいです。

ということで――
今回は、フジサンケイグループの初代議長・鹿内信隆さんの退職金を引き合いに出して、この「5億円」の妥当性を探っていきます。

そもそも鹿内信隆って誰?日枝さんとの関係は?

鹿内信隆(しかない のぶたか)さんは、フジテレビだけでなく、産経新聞やニッポン放送などを束ねて、“フジサンケイグループ”という巨大メディア帝国の土台を築いた人物です。

「新聞×テレビ×ラジオ」のメディアミックス戦略をいち早く打ち出し、当時としてはかなり画期的な存在。“昭和のドン”とも呼ばれました。

1963年にフジテレビ社長、1974年にはグループ全体の議長に就任し、1985年に引退。
そんな鹿内さんのもとでキャリアを積んだのが、今回退任した日枝久さんです。

日枝さんはもともと鹿内体制の側近で、経営企画などを任されていましたが、やがて社内の勢力図が変わり、鹿内一族が退くと、日枝さんが社長、会長としてトップに立ち、フジグループを“自分の色”で拡張していくことになります。

つまり、鹿内さんが“築いた人”、日枝さんが“引き継ぎ、育てた人”――
そんな関係性だと言えるでしょう。

鹿内信隆の退職金はいくらだった?

正直なところ、鹿内信隆さんの退職金は正式には発表されていません。
でも、一部の報道や関係者の証言によると、退任時に支払われた慰労金や弔慰金を含めて、合計で「17億円」にのぼったとも言われています。

「え、17億ってマジで⁉」と驚く方も多いと思いますが、これは当時でもかなり“桁違い”の金額だったようで、「社内規定通りなら4億円くらいだったはず」という声もあるほど。

つまり”制度の枠を超えた“異例の厚遇”だったわけです。

じゃあ、この「17億円」を今の価値に換算するとどうなるのかというと――
1985年当時と比べて、物価はざっくり1.5〜2倍くらいに上がっているので、現在の価値で言えば、25億〜30億円相当とも考えられます。

それに対して、今回の日枝久さんの退職金は、「2〜5億円程度では?」と予想されています。

もちろん、時代背景や制度の違いはあるものの、こうして並べてみると、「あれ?むしろ日枝さんの方が控えめ?」と感じる人もいるかもしれません。

ただし、ここで無視できないのが“責任の重さ”という視点。

たとえば、最近話題になった中居正広さんの番組降板や事務所トラブルの件。
「フジ側の対応がまずかったのでは?」という声がネットでも飛び交い、長年フジの体制に影響を与えてきた日枝さんの責任を問う意見も出ています。

昔は静かに大金をもらえたけど、今は“もらいすぎると叩かれる時代”。
“その金額を出しても世間が納得するかどうか”が重要視される時代になってきているのかもしれませんね。

世間の声:賛否が分かれる退職金問題

日枝久さんの退任で注目を集めているのが、やっぱり「退職金はいくらもらうの?」という話題です。

正式な金額はまだ発表されていませんが、「どうせ数億円でしょ」「5億円はあるんじゃない?」という予想が飛び交っていて、SNSやXでも早くもいろんな声が上がっています。

「いやいや、何十年もフジのトップ張ってたんだから、それくらいもらって当然でしょ」

「いやいや、民放の視聴率落ち込ませた張本人が何億って、おかしくない?」

「もう退職金の時代じゃない。取締役は株で稼げばいい」


……などなど、意見は見事に真っ二つ。

特に今は“コンプライアンス時代”ってこともあって、

「役員報酬ってもっと透明であるべきじゃないの?」
「退職金って、何を基準に決めてるのかよくわからないよね」

といった声も多く見られ、報酬そのものの“見えなさ”に対する不満やモヤモヤ感が、SNS上で静かに広がっています。

結局のところ、退職金って「過去の功績」だけじゃなく、「現在の責任」「時代の空気感」「これからの期待」――
そんな要素がごちゃ混ぜになって決まるものだから、これが正しい!って言い切れる基準なんて実はどこにもないんですよね。

個人的には、30年以上もフジテレビを引っ張ってきたという実績はやっぱり大きいと思います。
視聴率が低迷した時期もあったとはいえ、あの“お台場フジ”のブランドをここまで広げたのは間違いなく日枝さんの力もあったはず。

そう考えると、予想されている2〜5億円という退職金は、実績から見れば“やや控えめ”に感じるのも正直なところ。
でも逆に、その控えめさが今の空気にはちょうどいいのかもしれません。

「もらいすぎ」と言われず、でも「功績はちゃんと報われてる」とも感じられる。
そんな意味で、今回の退職金は“世間の反発を買わない、ちょうどいい落としどころ”のようにも思います。

まとめ:結局、妥当な金額とは?今後も注目される理由

日枝久さんの退職金は、正式にはまだ明かされていませんが、
これまでの報酬や在任期間をふまえると、数億円規模になるのはほぼ間違いないと見られています。

フジテレビを長年支えてきた実績を考えれば、ある程度の金額は“当然”とも言えますが、今の時代は、「もらいすぎでは?」と批判が出やすい空気があります。

そういう意味で、もし2〜5億円程度に収まるとしたら、“世間の目を意識した絶妙な落としどころ”という見方もできそうです。

今後は、会長職の扱いや、報酬の透明性にも注目が集まりそうですし、今回のトップ交代が、フジテレビの体制やイメージをどう変えていくのか――

そこにも引き続き、目が離せません。

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