BreakingDown18の前日計量で起きた“ビンタ事件”が、大きな波紋を呼んでいます。
対戦相手への不意打ちとも取れる行為に対し、SNSでは
「これは逮捕案件では?」
「さすがに一線を越えている」
といった批判的な声が多く上がっている状況です。
そこでこの記事では、
- 江口響は一体何をしたのか
- 逮捕される可能性はあるのか?
- 本人から謝罪コメントは出ているのか
- SNSではどんな反応が出ているのか
これらのポイントを、時系列と事実をもとにわかりやすく整理していきます。
江口響は何をした?前日計量で起きたビンタ騒動の経緯
2025年12月13日、BreakingDown18の前日公開計量・記者会見で、問題の出来事が起きました。
この日、江口響(千葉喧嘩自慢)は、対戦予定だった竜(北海道喧嘩自慢/北のデンジャラスドラゴン)とフェイスオフをしていました。

ところがその最中、江口がいきなり強烈なビンタ(掌底)を放ちます。
完全な不意打ちだったため、竜はその場で意識を失って倒れ込み、後頭部を床に強打。足が痙攣する様子も見られ、会場は一気に騒然となりました。

すぐに医療スタッフが駆けつけ、状況を確認した結果、翌日の試合は中止に。
大会当日の12月14日、竜はいったん体調が回復したとしてケージに姿を見せ、
「必ずリベンジする」と江口への怒りをあらわにします。
しかし翌15日、体調が急変し緊急搬送。再検査の結果、外傷性くも膜下出血が見つかったことが本人から報告されました。
現在は治療中で、症状は安定しており、少しずつ回復しているとのことです。
— やるべしたら竜 (@ryu_sato8814) December 15, 2025
この一件について、SNSでは

これはさすがに危険すぎる



不意打ちはアウト
といった批判の声が圧倒的多数。
運営側も重く見ており、朝倉未来CEOは江口響に「2大会出場停止処分」を下すことを発表しました。
江口響はビンタで逮捕される?法的にどうなるのか
ここからは、「江口響はビンタで逮捕されるのか?」という点について、法律的な観点から見ていきましょう。
今回の件を受けてSNSでは
「これは普通に傷害事件では?」
「逮捕されてもおかしくないのでは」
といった声も多く上がっています。
ただし結論から言うと、現時点で江口響が逮捕されたという事実はありません。
また、今すぐ逮捕に至る可能性も、状況を見る限り高いとは言えないのが実情です。
ではなぜ、これだけ大きな騒動になっているにもかかわらず、逮捕に至っていないのでしょうか。
次で、暴行罪・傷害罪の違いや、逮捕の判断ポイントをわかりやすく解説していきます。
傷害罪・暴行罪に該当する可能性は?
今回のビンタについては、医師で作家の知念実希人氏など、専門家から
「これは完全に刑事事件レベル」
「傷害罪に該当する可能性がある」
といった指摘も出ています。
医師作家の知念氏は竜のポストを引用した上で、硬膜下血腫とか脳挫傷を合併して致命的になる症例も少なくありませんとつづった上で「完全な刑事事件ですね……」と締めくくった。
引用元:日刊スポーツ
実際、試合とは無関係の前日計量という場面での不意打ちであり、結果として竜は外傷性くも膜下出血と診断されています。
この点から見ると、暴行罪(2年以下の懲役など)や、より重い傷害罪(15年以下の懲役など)に該当する可能性がある、という見方は十分に考えられます。
一方で、BreakingDownは「喧嘩自慢」を売りにした特殊なイベントであり、出場選手が誓約書を交わしていることから、
「ある程度の接触行為は合意の上だったのでは?」
と主張される余地があるのも事実です。
ただし過去の事例を見ると、リング外・試合外で起きた暴力行為については、興行や演出とは切り離され、刑事事件として扱われやすい傾向があります。
このため今回の件も、状況次第では法的責任を問われる可能性がゼロとは言い切れない、というのが現実的な見方と言えるでしょう。
現時点で逮捕される可能性は高い?低い?
まず前提として、2025年12月16日時点で江口響が逮捕されたという報道は出ていません。
現状を見る限り、逮捕の可能性はそこまで高くないと考えられています。その理由としては、
- 被害を受けた竜本人が、江口や運営を強く非難していない
- 大会当日にはケージに上がり、リベンジを宣言していた
- BreakingDown運営が、2大会出場停止という内部処分で対応している
といった点が挙げられます。
この流れから見ると、現時点では被害届や告訴に発展していない可能性が高いと見られています。
ただし、今回の診断結果が外傷性くも膜下出血だったことは非常に重く受け止める必要があります。
一般的にくも膜下出血は致死率が約30%とも言われ、重い後遺症が残るケースも少なくありません。
そのため、医療関係者や世論からは
「これはさすがに刑事事件レベルでは?」
という声も強く上がっており、今後の竜の容態次第では状況が一変する可能性も否定できません。
仮に、
- 症状が悪化した場合
- 竜側が被害届や告訴に踏み切った場合
には、捜査や法的責任が問われる展開に進む可能性もあります。
現時点では「すぐに逮捕される状況ではないものの、完全に安心できる段階でもない」
――そんなグレーな状態と言えるでしょう。
江口響は今後どうなる?出場停止処分と今後の展開は


今回のビンタ騒動を受け、BreakingDown運営は江口響に対して2大会出場停止処分を科しています。
このため、直近で予定されている大会への出場は現時点では未定となっています。
一部では、次回大会(名古屋開催と噂されている大会)で、竜がリベンジマッチを希望しているとも言われていますが、江口がそのカードに復帰できるかどうかは不透明です。
また、今回の件で江口のイメージが大きく下がったのも事実でしょう。
SNSでは



「不意打ちはさすがに卑怯」



「格闘技として応援できない」
といった声も多く、スポンサー離れやファン離れのリスクは避けられない状況です。
地下格闘技出身の実力者として知られる江口ですが、この騒動によって
「強い選手」ではなく「不意打ちをする選手」
という印象が先行してしまった点は、今後の活動にとって大きな痛手になる可能性があります。
一方で、BreakingDownはもともと過激さや話題性も含めて評価される舞台。
過去にも炎上をきっかけに注目度を維持、あるいは再浮上した選手がいたのも事実です。
今回の騒動が、
- このままフェードアウトにつながるのか
- それとも“因縁カード”として再浮上するきっかけになるのか
江口響の今後は、運営の判断と世論の動き次第と言えそうです。
江口響は謝罪した?本人コメントや釈明の内容まとめ
ここからは、今回のビンタ騒動を受けて、江口響本人から謝罪や釈明のコメントが出ているのかについて見ていきます。


これだけ大きな問題になった以上、
「本人はどう受け止めているのか」
「反省や謝罪の言葉はあったのか」
気になっている人も多いはずです。
現時点で確認できている発言や、SNS・動画での動きを整理していきます。
本人の謝罪コメントは出ている?
江口響本人は、2025年12月14日にX(旧Twitter)で一度、謝罪と受け取れる投稿をしています。
その投稿では、
先日の記者会見で竜選手に手を出し、その結果試合が中止となった件について、
ブレイキングダウン運営の皆様、両者スポンサーの皆様、応援してくださる方々、視聴者の皆様に
多大なご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありません。
先日の記者会見で竜選手に手を出し、その結果試合が中止となった件について、ブレイキングダウン運営の皆様、両者スポンサーの皆様、応援してくださる方々、視聴者の皆様に多大なご迷惑をおかけしました。
— 江口響 (@kyon_eguchi) December 14, 2025
本当に申し訳ありません。
と述べ、運営やスポンサー、視聴者に対して謝罪の言葉を記しました。
その後、12月15日には再びXを更新し、
- 相手側にも過去に不意打ちの行為があったこと
- 会見前に煽られていたこと
- 「良い所入っちったのはごめんな」といった表現
勘違いしないで欲しいけど、オーディションで彼も不意打ちで19歳の顎骨折させてるし、僕もカットされてるけど不意打ちで手出されて転ばされてる、そこで頭打っててもおかしくないし、会見前の動画でビンタの対策してるとか煽られて、男の子なら黙ってられないでしょ。まぁ良い所入っちったのはごめんな pic.twitter.com/rF84pXx4nU
— 江口響 (@kyon_eguchi) December 15, 2025
などを投稿。
最新の投稿(12月16日)では、
竜くんとは話した。外野に説明する必要はない
と発言しており、騒動についてこれ以上説明するつもりはないという姿勢を示しています。
このため現時点では、
最初に謝罪らしき投稿はあったものの、継続的で明確な公的謝罪は出ていない
と受け止められており、SNS上では
「開き直っているように見える」
「反省の色が薄い」
といった厳しい声が目立っています。
運営・関係者のコメントまとめ
今回のビンタ騒動については、BreakingDown運営や関係者、他の格闘家からも厳しいコメントが相次いでいます。


まず、BreakingDownの朝倉未来CEOは、この行為について
「不意打ちは本当によくない」
と明確に苦言を呈しました。そのうえで、江口響に対し2大会出場停止処分を下すことを発表しています。
演出や因縁が売りのBreakingDownにおいても、一線を越えた行為だったという認識を示した形です。
また、「千葉喧嘩自慢」のリーダーである田中雄士もコメントを出し、
江口の行為についてチームとして謝罪。本人にはすでに厳しく叱責したことを明かしています。
身内からも擁護ではなく謝罪と反省を促す姿勢が見られました。
さらに、他の格闘家からも批判的な声が多く上がっています。
啓之輔や西島恭平らは、
「試合前に手を出すのはありえない」
「正直、胸糞が悪い」
といった表現で、今回の行為を強く非難。
業界内からも否定的な意見が目立っており、
格闘技としても、エンタメとしても許容されない行為だった
という見方が広がっています。
江口響ビンタ騒動へのSNSの反応まとめ|格闘家からも批判が集中
ここでは、今回のビンタ騒動を受けて、SNS上で発信された各選手や関係者のコメントを中心にまとめていきます。
試合前日にビンタで倒す行為は
— 萩原裕介 (@Yu_sukeHagiwara) December 13, 2025
弱気な証拠もうその時点で負けている
カブキVS誠は楽しみ
試合前に殴るなよ
— 啓之輔 keinosuke (@yoshikei91) December 13, 2025
あほか
江口この不意打ちは
— てつ/TETSU (@YeaOhtetsu) December 13, 2025
あんな真面目で
格闘技を頑張りたい
もっと強くなりたい
そんな1人の格闘技人生を奪う行為や
絶対に許さん
竜くんはまだ効いたことなかった。
これでスイッチ入ったらお前のせい。
後遺症残ったりするならお前人生の責任とれんのか
不意打ちすんなや。
ほんまこんなんありえへん。舐めとるな。次の日にダメージ絶対残る。 https://t.co/zlJfkycqVW
— ほっそん【細川貴之】 (@sori450) December 13, 2025









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