埼玉県三郷市で起きた小学生ひき逃げ事件が話題になっています。
加害者は中国人の男と報じられていて、「顔は?」「職場は?」「なんで逃げたの?」とネットでも注目が集まっている状況です。
この記事では、加害者の顔画像や職場など、現時点でわかっている情報をざっくりまとめてご紹介していきます。
【画像】埼玉県小学生ひき逃げ事件|中国人の顔や職場について調査!
2025年5月14日の午後、埼玉県三郷市の市道で、とてもショッキングな事故が起きました。
下校中だった小学生の列に、なんとSUVタイプの車が突っ込んできたんです。


児童4人がはねられて、重傷を負った子もいたとのこと。
でも、もっと問題だったのは…運転していた車がそのまま逃走。
完全にひき逃げです。
現場は大混乱で、すぐに通報され、警察もひき逃げ事件として捜査をスタート。
その翌日、逃げた車は現場から約2キロ離れた三郷市内の住宅街で見つかりました。
そこはどうやら解体業をやっている会社の寮で、何人かの外国人が住んでいたそうです。
そして数日後の5月18日、ついに中国籍の42歳の男が警察署に出頭。
逮捕されましたが、「ぶつかったのは間違いないけど、相手が大丈夫って言ってたからその場を離れた」と話していて、ひき逃げについては否認してるらしいんです。
この事件をめぐっては「外国籍だからって報道が遅いのでは?」とか、「なんで逃げるのか理解できない」といった声がネットで多く上がっています。
ここから先では、この加害者とされる中国人の顔画像や職場、どんな罪に問われる可能性があるのか…詳しく見ていきます。
加害者の基本情報(名前・年齢・国籍)顔画像
ここでは、現在の報道で公開されている範囲の情報をまとめました。



「大丈夫と言ったのでその場から離れた」
— オワオワリ (@bazutoku) May 18, 2025
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剥離骨折して泣いてる子いたらしいが?
>>小学生集団に車突っ込み男児4人重軽傷のひき逃げ事件 運転していた42歳の中国籍の男逮捕 埼玉・三郷市 pic.twitter.com/F0LWgkQrQM
- 名前:名前:鄧 洪鵬(とう こうほう)
- 年齢:42歳
- 国籍:中国籍
- 職業:解体工
- 事件当時、酒気帯び状態で運転していた疑いがあり、飲酒運転の発覚を免れる目的で現場から逃走したとされています。
- 事件発生後、2025年5月18日に警察署へ出頭し、逮捕されました。
- 供述では「相手が大丈夫と言っていたので離れた」と一部否認しているとのことです。
加害者の男性は、事故から数日後になってようやく警察署に出頭したそうです。
本人いわく、「ぶつかったのは間違いないけど、相手が大丈夫って言ってたから離れただけ」と話しているとのこと。
ただ、ひき逃げの容疑については否認しているらしく、今後の供述しだいでは世間の印象も変わってきそうですね。
また同乗者の情報も報じられていました。
- 名前:王 洪利(おう こうり)
- 年齢:25歳
- 国籍:中国籍
- 職業:会社員
- 容疑:飲酒運転同乗の疑いで逮捕されています。
加害者の男性は、事故当時お酒を飲んでいたとも言われていて、それが逃げた理由の一つではないかと見られています。もし本当に飲酒運転だったとすれば、ひき逃げだけでなくさらに重い罪に問われる可能性もあります。
一緒に車に乗っていた王容疑者(25歳)も、「お酒を飲んでいたのは知っていた」と話していて、道交法違反の“飲酒運転の車に同乗した罪”で捜査が進められているようです。
職場はどこ?どんな仕事?

現時点では、加害者の男性が働いていた解体業者の会社名までは報道されていません。
ただ、三郷市内にある「解体業者の寮」に住んでいたことがわかっていて、そこでは複数の外国籍の方が一緒に暮らしていたそうです。
こうした背景から考えると、おそらくその寮を用意している解体業の会社で働いていた可能性が高いと思われます。
解体の仕事っていうのは、古くなった建物を壊したり、出てきた廃材を運び出したり、重機の作業を手伝ったりと、いわゆる“現場系”の力仕事が中心です。日雇いや短期契約で働く人も多くて、外国籍の方が多く働いている業界でもあります。
加害者の男性も、そういった現場で働いていた一人だったんじゃないかと見られています。
想定される罪名と量刑

ここでは、加害者の男性が今後どんな罪に問われる可能性があるのか、そしてそれぞれの罪にはどれくらいの罰が科されるのかを、わかりやすく整理していきます。
今回のように、子どもを巻き込んでけがをさせたうえ、現場から逃げてしまったケースでは、かなり重い処分になることも少なくありません。
しかも、今回は飲酒運転の疑いもあるため、さらに罪が重くなる可能性もあります。
想定される罪名とその罰(量刑)

今回のような事故の場合、加害者には主に3つの罪が問われる可能性があります。
1つ目:過失運転致傷(自動車運転処罰法違反)
これは、ちゃんと注意して運転していなかったことで人にケガをさせてしまった罪です。
子どもにケガを負わせてしまった時点で、この罪はまず適用されます。
法定刑:7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金
2つ目:救護義務違反(いわゆる「ひき逃げ」)(道路交通法違反)
こちらは、事故を起こしたあとに、助けずにその場から立ち去ったこと自体が罪になります。
「助けなかった=責任放棄」とみなされ、かなり重く見られます。
法定刑:10年以下の懲役または100万円以下の罰金
3つ目:酒気帯び(または酒酔い)運転/道路交通法違反
こちらは、運転前や運転中にお酒を飲んでいた場合に問われる罪です。
飲酒の程度によって「酒気帯び」と「酒酔い」で分けられますが、どちらも重大な交通違反として扱われます。
とくに、飲酒状態で事故を起こした場合は情状が悪く、裁判でも厳しく見られる傾向があります。
法定刑:酒気帯び運転 → 3年以下の懲役または50万円以下の罰金
法定刑:酒酔い運転 → 5年以下の懲役または100万円以下の罰金
じゃあ、実際どれくらいの刑になるの?

ここからは、過去のひき逃げ事件の判例を紹介しながら、今回のケースと比べてみます。
事例:2012年 栃木県 元医大教授衝突事故

この事件は、「軽傷でも逃げると一気に重くなる」という典型的な例です。
2012年6月、栃木県宇都宮市の県道で、酒気帯び運転をしていた元医大の外科教授(当時50歳)が、対向車と衝突。
相手の車に乗っていた29歳の女性(美容師)に、首の捻挫など2週間のケガをさせました。
事故自体は軽傷で、普通なら罰金刑で済むような内容でしたが…
教授は「酒気帯び運転がバレるのを恐れて逃走」してしまったんです。
その結果、「自動車運転過失傷害」と「ひき逃げ(救護義務違反)」の罪に問われ、宇都宮地裁は懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました(求刑は懲役1年)。
裁判では「動機に酌むべき理由はないが、大学を懲戒処分になったことなど社会的制裁を受けている」とも判断され、実刑は避けられたものの、かなり厳しめの内容となりました。

この判例を見ても、「ケガが軽かったからって逃げても大したことないでしょ?」なんて甘い考えは通用しません。
逃げた瞬間に一気に罪が重くなるってことが、はっきりとわかります。
実際、軽傷でも「懲役2年6ヶ月・執行猶予4年」みたいな判決が出たケースもありますし、酒気帯び運転で逃げた場合には「懲役1年」なんてことも普通にあります。
それをふまえると、今回の三郷市の事件って、
- 小学生4人が巻き込まれてて
- 1人は骨折の疑い
- 飲酒運転の疑い
- 加害者はそのまま逃げて、出頭したのも4日後
……って、正直かなり悪質な部類だと思います。
今後は、加害者の供述や反省してるかどうか、被害者側との示談が進むかなどが判決に影響してくると思われますが、
「軽く済むとは言いづらい案件」っていうのが、今のところの印象ですね。



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