Netflixで配信中の話題作『ムーンライズ』。その主要キャラ・マリーの声優を務めているのが、なんと元BiSHのアイナ・ジ・エンドさんだということで、ファンの間では賛否が巻き起こっています。
「声優とキャラが合ってない」「感情移入できない」「台無しでは?」という声がある一方で、彼女ならではの表現を評価する声もあり、まさに意見は割れています。
そこでこの記事では、【ムーンライズ】声優アイナ・ジ・エンドにモヤモヤする5つの理由や起用された背景、視聴者のリアルな反応を紹介します。
【残念】ムーンライズのマリー役は合ってない?声優アイナ・ジ・エンドにモヤモヤする5つの理由


- 本名:飯谷愛菜(いいたに あいな)
- 生年月日:1994年12月27日(30歳)
- 出身地:大阪府
- 身長:159cm
- 所属レーベル:avex trax
- 2015年〜2023年:パンクバンド「BiSH」のメンバーで2023年6月にBiSHは解散しました。
- 2021年からアイナ・ジ・エンド(AiNA THE END)としてソロ活動を開始
- 現在は歌手・声優・女優として幅広く活動中
『ムーンライズ』は、月と地球がガチでやり合う壮大なSFバトルに、友情・裏切り・感情がぐちゃぐちゃな人間ドラマが詰まったアニメでSF好きでアニメ好きには見応えたっぷりの作品!
この中で、マリーは物語の感情の“核”を担う超重要キャラクター。
そんな彼女の声を担当したのが、元BiSHのアイナ・ジ・エンドさん。
彼女は確かに歌声には定評がありますが、「声優としてはちょっと…」といった声も…。
そこでこの記事では、マリー役に起用されたアイナ・ジ・エンドさんの演技にモヤモヤす理由を5選でまとめ紹介します。
キャスティングは失敗だったのか、それとも意図的な挑戦だったのか?キャスティングの背景や制作側の狙いにも触れつつ、一緒に考えていきましょう。
声優アイナ・ジ・エンドにモヤモヤする理由5選!
このアニメにおいてマリーの声に対する違和感の声は多く寄せられていました。
ムーンライズ、なんでマリーの声優にちゃんとした人起用しなかったんだろう。
— りょう/暗号資産 (@therespect12) April 17, 2025
マリーの声優以外めっちゃいいのに勿体無い。
棒読みとあのしゃがれ声が全く合ってなくて違和感しかない。
ムーンライズは最初から最後までマリーの声が合わなすぎるわ
— ガベッジ (@DefaultAnubis) April 13, 2025
ダメだわ感情移入できひん
ムーンライズ、どうしてもマリーの声がダメだ。面白いアニメだから最後まで見たいけど、この先我慢して見れるか分からない。
— おしおさん (@9fiWO8XO2UdjlmT) April 13, 2025
ムーンライズのマリーの声…聴いた人ほぼ全ての人が思ってるとは思うが🤔
— クルーザー★ (@0fj38m0k236147j) April 16, 2025
キャスティングミスやん。
声優は悪くないなぜやらせた。
と、このように多くの方がマリーの声について違和感を感じているようです。
そこでこれらの意見を5選でまとめました。
モヤモヤする理由1:棒読みに聞こえる

「正直、マリーのセリフが棒読みに聞こえるな…」という意見、私も最初は少し共感してしまいました。
感情の起伏が激しい場面でも、どこか淡々としていて、物語の中にスッと入り込めない瞬間があったのは事実ですね。特に他のベテラン声優陣の中に混ざると、その差が浮き彫りになってしまっている感じがありました。
ただ一方で、あの“感情が抑えられているような声”が、マリーというキャラクターの芯の強さや、言葉にならない内面の不安を表しているようにも感じられませんでしたか?
声優としてはまだ発展途上かもしれませんが、彼女にしか出せない、なんというか“体温の低いリアルさ”があったのも確かだと思います。
モヤモヤする理由2:感情が移入できない

マリーの演技に対しては、「感情移入ができなかった」という視聴者の声も多く見られました。
特に感動的なシーンや感情が大きく動く場面で、セリフのトーンが淡々としすぎていて、キャラクターの内面が伝わりにくかったという意見が上がっています。

せっかくの名シーンなのに、声の演技が感情とズレていたように感じた。



周りのキャストが感情豊かだからこそ、マリーの存在だけ浮いて見えた。
といったレビューがありました。
ただ一方で、「感情を抑えた声がマリーの複雑な心情にマッチしていた」「不器用な感じが逆にリアル」と、演技を肯定的な意見もあり、受け取り方には個人差があるようです。
あなたはどのように感じましたか?私は肯定的な意見で、ちょっと不器用な感じがリアルで良かったと感じました。
モヤモヤする理由3:声がキャラクターと合っていない


マリーって、どこか影があって儚げで、繊細な雰囲気のキャラクターなんですよね。
ふんわりしてて、でも心の奥に強さを秘めてる…そんな女の子として描かれています。
だからこそ、アイナ・ジ・エンドさんの力強くてハスキーな声に「ちょっとイメージと違う…?」と感じた人も多かったようです。
視聴者からは、



「もっと柔らかくて可憐な声を想像していた」



「声の雰囲気が強すぎて、マリーの儚さが伝わらなかった」
といった違和感を感じる声があがっています。
でも一方で、「アイナさんのちょっとクセのある声だからこそ、マリーの複雑な過去や、芯のある性格がうまく出てた」っていう声もあります。
“素っぽさ”が逆にリアルで、作りすぎてない感じがよかったって人もいて、ここも好みがけっこう分かれるポイントになっているようです。
モヤモヤする理由4:声優経験の浅さが目立った


アイナ・ジ・エンドさんは、本業はアーティストで、声優としての出演はまだまだ数えるほど。
『ムーンライズ』では、マリー役としての出演が2度目の声優挑戦となります。
そのため、「やっぱり経験不足が出てたかも…」という意見も上がっています。



「セリフ回しがぎこちなくて、自然な会話に聞こえなかった」



「気持ちの盛り上がりに声がついてきてない感じがした」
といった指摘が多く、ベテラン声優に囲まれているぶん、なおさら差が目立ってしまったようです。
とはいえ、あえて“声優っぽくない声”を求めた演出だった可能性もあり、演技の“生っぽさ”を評価する声もちらほら見られました。
モヤモヤする理由5:話題性のためのキャスティングに見える
マリー役にアーティストのアイナ・ジ・エンドさんを起用したことに対して、「これって話題性狙いなんじゃないの?」という声もSNS上で見かけました。
視聴者からはこんな意見が寄せられていました。



Netflix×WIT STUDIOの大型作品だからって、注目集めるためのキャスティングに見えた。



実力よりも名前優先っぽくて、ちょっとモヤモヤした
といった、”戦略的すぎる人選じゃないか”という疑問を持つ声が上げられていました。
しかし監督自身が「声優ではない人に演じてほしかった」とコメントしており、演出上の意図があった可能性も高いです。
単なる話題作りというより、“リアル”を出すための選択だったのかもしれません。
マリーの声の違和感は狙いだった?


ここでは『ムーンライズ』を手がけた肥塚正史監督(こえづか まさふみ)の狙いを紹介していきます。
マリー役にアイナ・ジ・エンドさんが選ばれたのには、ちゃんとした“制作側の思惑”があって、監督の肥塚正史さんはマリー役に「作られた演技」ではなく、「リアルな生っぽさ」を求めていたようです。
マリー役については、本職の声優じゃない方にやってほしいという思いがあって、音響監督の三間さんに相談しました。そうしたら、三間さんよりアイナ・ジ・エンド一択だと意見をいただいて彼女にお願いしました。
引用元:アニメアニメ
マリーは繊細な感情を抱えたキャラクターで、感情を大きく爆発させるタイプではありません。
だからこそ、制作陣は過剰に作り込んだ演技よりも、“素のまま”に近い自然な声の表現を重視していたことがわかります。
つまり、「演技がめちゃくちゃ上手いかどうか」よりも、マリーってキャラの空気感とか声の雰囲気に“ハマるかどうか”を重視したキャスティングだったってことですね。
ただ話題性を狙って選ばれたんじゃなくて、ちゃんと作品に合った“声のリアルさ”を求めての起用だったってのがポイントです。
マリー役を演じたアイナ・ジ・エンドさんは、エンディング主題歌「大丈夫」も担当していることから、「話題性を狙ったキャスティングなんじゃ?」と思った人もいるかもしれません。
でも実は、主題歌が決まる前に、すでにアイナさんは“声優として”マリー役に決まっていたんです。
肥塚監督:アイナさんは主題歌も担当されていますが、実はキャストとしてのオファーが先なんです(笑)。
引用元:アニメアニメ
つまり、“歌えるからキャスティングされた”わけじゃなくて、演技ありきの起用だったということですね!
そのうえで、彼女の持つ歌声が作品にフィットしたからこそ、主題歌まで任されたというのが本当の流れなんですね。






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